辻凪子

1995年大阪府出身。京都芸術大学映画学科卒業(8期生)。俳優のみならず監督としての活動も意欲的に取り組んでいる。2017年、阪元裕吾監督との共同監督作『ぱん。』がプチョン国際ファンタスティック映画祭短編部門・短編審査員特別賞受賞。映画『オーファンズ・ブルース』(18/工藤梨穂監督)、NHK連続テレビ小説「わろてんか」(17)、「スカーレット」(19) 、「おちょやん」(20)などに出演。

夜鷹。私の役者人生の中で最大の難役でした。正直演じるのがとても怖かったです。でも、私が演じるのはお鈴というとても素敵な女性で、福岡監督が私を信じてくださり、学生スタッフの支えがあって、相手役の惣吉と真っ直ぐに幕末時代を生き抜くことができました。初めてこの映画を見た時は、あまりにもの熱量と大学時代に一緒に過ごしてきた仲間がその時代を懸命に生きる姿に感動して胸がいっぱいになりました。『CHAIN』は今までにない時代劇だと思います。